2024.12.10

法人携帯はどこがおすすめ?大手通信キャリアを各種料金・オプションで徹底比較!

目次

ビジネスシーンにおいて欠かせない法人携帯。しかし、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアから、どのプランを選べば最適なのか迷ってしまう方も多いでしょう。

本記事では、主要な大手通信キャリアの料金プラン、通信の安定性、法人向けオプションを徹底比較し、最適なキャリア選定をするためのポイントを解説します。

この記事でおすすめの方

  1. どのキャリアで契約を進めれば良いか分からない方
  2. 料金プランの違いが分からない方
  3. 個人から法人契約の違いが分からない方
  4. 初期費用や月額料金を比較したい方

どんなキャリアがある?各携帯会社の特徴

法人携帯といえば、やはりドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアが定番です。
それぞれ通信の強みやサポートの特徴が違うので、自社の使い方に合ったキャリアを選ぶことが大切です。

こちらでは、3大キャリアの強みや特徴をご紹介しております。

  強みや特徴 公式サイト
ソフトバンク(SoftBank) 早期から大容量のデータ通信プランを提供し、
通信速度の速さに定評があります。
ソフトバンク 法人携帯の特徴を詳しく見る
SoftBank
ドコモ(docomo) 4G・5Gともに通信エリアが広く、特に山間部や地方での安定性に強みがあります。
通信品質を重視するユーザーに人気です。
ドコモ 法人携帯の特徴を詳しく見る
NTTドコモビジネス
エーユー(au) 5Gへの取り組みに積極的で、都市部での高速通信に強みがあります。
海水浴場や地下街など、電波が届きにくい場所への対策も進んでいます。
au 法人携帯の特徴を詳しく見る
KDDI Business

👉2025年10月時点での携帯電話シェア率については「法人携帯の市場推移やキャリア別普及率・シェア状況」をご覧ください。

【データ通信量部門】iPhone・スマホのおすすめプラン

現代のビジネスにおいては、スマートフォンを活用したコミュニケーションや情報共有が欠かせません。
重要な会議や報告の際に通信制限が発生すると、業務の遅延や信頼低下を招くおそれがあります。

そのため、自社の業種・業態に適したデータ通信量プランを選択することが求められます。
このセクションでは、主に「データ通信」を利用する業種・業態の方に向けたデータ通信プランをご紹介しております。

無制限プランデータ残量をチェックする時代は終わり!ストレスフリーの無制限プラン

大手通信キャリアの無制限プランでの比較表になります。各料金には割引き特典は含んでいませんが、月額料金ではソフトバンクの「メリハリ無制限プラン+」が3社の中では格安のプランになります。

また、どのキャリアでも月間で200GBを超えた場合は、速度制限があるので注意が必要です。

  プラン名 ギガ数 月々のご利用料金 注意事項
ソフトバンク(SoftBank)

メリハリ無制限プラン+

無制限 7,425円(税込み)~/1台辺り

※別途「かけ放題」の通話オプションの追加が可能。
※200GB/月を超過した場合、最大4.5Mbpsに速度制御
※時間帯により速度制御を行う場合があります。
※データシェアとテザリングの合計で
データ容量50GBまで使えます(50GBを超えると低速化します)。
別途テザリングオプションへの加入が必要です。
※2GB以下で1,500円割引(2GBはテザリング・データシェアも含めたデータ利用量です)。

ドコモ(docomo) ドコモ MAX 無制限 8,448円(税込み)~/1台辺り

※ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合があります。
※「5Gデータプラス」、「データプラス」、「データプラス(2019年9月30日以前お申し込み)」をご契約の場合、
※ペア回線の利用可能データ量は30GBとなり、上限超過後は通信速度が送受信最大1Mbpsとなります。
詳細は「5Gデータプラス」をご確認ください。

エーユー(au) 使い放題MAX+ 5G/4G 200GB 7,788円(税込み)~/1台辺り

※月間データ利用量が200GBを超えた場合、当月末までの通信速度を
通常のご利用に影響のない範囲(最大5Mbps)に制限します。
※データチャージをしても通常速度には戻りません。
なお、当社設備などの状況により、制限の適用が遅れる場合または適用されない場合があります。
※テザリング、データシェアのご利用には、合計60GBの上限があります。
上限を超えた場合、これらのサービスの通信速度は送受信最大128kbpsとなります(通信速度の制限は、翌月1日に順次解除されます)。

※2025年10月時点でのおすすめデータ無制限プランになります。

ムダ料金をゼロへ!使った分だけ自動調整される変動制プラン

「今月は固定回線(Wi-Fi)中心でほとんど使わなかった」、「来月は出張でデータ容量がたくさん必要」という毎月のデータ利用量にムラがある方にとって、固定料金のプランはムダになりがちです。この変動制プランは、そんな悩みを解決するために生まれました。

各キャリアにてギガ数を超えても段階的に料金プランが用意されているので、データ通信量が「使わない月」と「使う月」で変動する方におすすめのプランになります。

  プラン名 ギガ数 月々のご利用料金 注意事項
ソフトバンク(SoftBank) ミニフィットプラン+ 0~1GB 3,278円(税込み)~/1台辺り

※別途「かけ放題」の通話オプションの追加が可能。
※本データプランは、一部対象外の機種があります。
※1ヵ月(請求月)のご利用のデータ量が3GBを超えた場合、
請求月末まで通信速度を送受信時最大128kbpsに低速化いたします。
※加入月に解約する場合を除き、解約月については定額料の日割り計算は行いません。
※「法人データシェア」にはご加入いただけません。
※本データプランは 、当請求月に余ったデータ量を翌請求月以降に繰り越して利用することはできません。
※5G通信サービスを利用するためには、5G対応機種が必要です。
※高速大容量5G(新周波数)は限定エリアで提供します。エリアマップをみる

ドコモ(docomo) ドコモ MAX 0~1GB 5,698円(税込み)~/1台辺り

※ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合があります。
※「5Gデータプラス」、「データプラス」、「データプラス(2019年9月30日以前お申し込み)」をご契約の場合、
※ペア回線の利用可能データ量は30GBとなり、上限超過後は通信速度が送受信最大1Mbpsとなります。
詳細は「5Gデータプラス」をご確認ください。

エーユー(au) スマホミニプラン+ 5G/4G 0~1GB 4,928円(税込み)~/1台辺り

※左記プランには国内通話料の22円/30秒 (税込) など別途かかります。
衛星電話への通話など、一部通話料が異なる場合があります。
また他社が料金設定している電話番号へは指定の通話料がかかります。
※本プランに加入された場合、現在適用中の各種割引などが終了する場合があります。

※2025年10月時点でのおすすめ変動制プランになります。

以外と知らない100MBでできること

  頻度 送受信・閲覧内容 データ通信量
メール 約2,000通 300文字程度のテキストメール 5KB /1回
インターネット 約434ぺージ表示 Yahoo!トップページ表示の場合 300KB /1回
LINE 約50,000通 500文字程度のメッセージ送受信 2KB /1通
YouTube動画 約1試聴 標準画質での視聴の場合 約100MB/1回

👉スマホのデータ容量の詳細については「スマホのデータ容量はどれくらい必要?用途別・ユーザー別に最適なギガ数を徹底解説」をご覧ください。

【音声通話部門】音声通話がメイン方におすすめの通話オプション

仕事で電話をよく使う方は、通話オプションを活用するととても便利です。定額プランや時間制プランを選べば、通話料を気にせずスムーズに連絡が取れ、業務効率もアップします。

また、社員同士や取引先との連絡が多い場合は、グループ通話や長時間通話に対応したオプションを選ぶとさらに安心で、無駄な通信費を抑えつつ、日々の業務をより快適に進めるための選択としておすすめです。

但し、今回ご紹介している「各通話オプション」だけでの契約はできないので注意が必要です。

  通話オプション 月額料金 注意事項
ソフトバンク(SoftBank) 準定額オプション+ 880円(税込み)~/1台辺り

・1回5分以内の国内通話が無料
・1回あたり5分を超えた場合、
30秒毎22円(税込み)が発生します。

ドコモ(Docomo) 5分通話無料オプション 880円(税込み)~/1台辺り

・1回5分以内の国内通話が無料
・1回あたり5分を超えた場合、
30秒毎22円(税込み)が発生します。

エーユー(au) 通話定額ライト 770円(税込み)~/1台辺り

・1回5分以内の国内通話が無料
・1回あたり5分を超えた場合、
30秒毎22円(税込み)が発生します。

※2025年10月時点でのおすすめの通話オプションになります。
※各携帯会社に付随した通話オプションでの契約になります。

👉通話し放題・かけ放題の詳細については「各通信キャリアのかけ放題の料金と特徴」をご覧ください。

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お客様の様々なニーズにお応えし、
ご利用に合う最適なプランをご提案します。

法人携帯は必要?携帯電話を法人契約するメリット・デメリット

携帯電話の法人契約は、企業が業務用携帯電話を利用する際に、法人名義で契約する方法です。
個人契約とは異なり、法人契約にはさまざまなメリットとデメリットがあります。

法人契約をするメリット

通信費のコストを削減できる

法人契約では、個人契約よりも通話料が割安になるプランが用意されていることが多いです。
また、法人向けの割引やサービスも充実しているため、通話料を大幅に削減することができます。

業務効率の改善ができる

法人契約では、企業のニーズに合わせてカスタマイズできるプランが用意されていることが多いです。
また、ビジネス向けの機能やサービスを利用できるため、業務効率の改善に繋がります。

経理作業の簡略化ができる

法人契約では、複数の従業員の携帯電話の料金がまとめて請求されます。
そのため、従業員の携帯電話の料金を個別に精算する必要がなく、経理作業が簡略化されます。

セキュリティを強化できる

法人契約では、従業員の携帯電話を紛失・盗難した場合のサポートや、セキュリティ対策が強化されています。
そのため、情報漏洩などのリスクを軽減することができます。

サポート体制が充実している

法人契約では、法人向けのサポート体制が充実しています。そのため、トラブルが発生した場合でも、迅速かつ適切なサポートを受けることができます。

法人契約をするデメリット

初期費用がかかる

法人契約では、個人契約よりも初期費用やランニングコストがかかります。
初期費用としては、法人契約の手数料や携帯電話の購入費などがかかります。
また、ランニングコストとしては、基本料金や通話料、通信費などがかかります

個人携帯との2台持ちが必要になる

法人契約では、業務用と私用の携帯電話を使い分けることが推奨されています。
そのため、個人携帯と2台持ちをする必要があります。

従業員の私的利用のリスクがある

法人契約の携帯電話は、業務用として利用されることが前提です。
しかし、従業員が私的に利用するリスクがあるため、従業員に私的利用を禁止するルールを定めるなどの対策が必要です。

法法人携帯のおすすめランキング!人気スマホ・ガラケーをご紹介

スマートフォン人気ランキング

iPhone(アイフォン)シリーズ

デザイン、機能性に優れ、日々進化し続けているiPhone(アイフォン)シリーズのスマホです。
あらゆるアプリに対応ができ、日本全国の端末シェア率はダントツの1位!
※2020年度のシェア率より

AQUOS(アクオス)シリーズ

AQUOSならではの美しい液晶画面と優れた省エネ機能が特徴です。
画像のやり取りが多い方に好まれます。
さらに、防水・防塵・耐衝撃機能を揃えており耐久性も高い機種です。

DIGNO(ディグノ)シリーズ

防水・防塵だから水に濡れても安心です。
さらに耐衝撃に優れているので、落としても心配なし。
運送業や建設業など外での仕事・作業が多い法人様をはじめ、多くの法人様に選ばれています。

ガラケー人気ランキング

DIGNO(ディグノ)シリーズ

法人・個人事業主の利用を想定した、携帯電話に必要な機能を取り揃えたガラケーです。

AQUOS(アクオス)シリーズ

最新機種は大容量バッテリーを搭載し、1週間越えの電池持ちを実現するガラケーです。

Simply B(シンプルビー)シリーズ

電話としての使いやすさを重視したガラケーです。

👉機種・端末選びで迷っている方は「法人携帯はiPhone・ガラケー・Androidどれが良い?」をご覧ください。

法人携帯の契約時に発生する初期費用はいくらかかる?

法人携帯の導入先によって、初期費用の負担は異なります。
今回は表形式で、契約先別に初期費用として発生する「事務手数料」と「解約違約金」の負担有無についてまとめました。

【初期費用の負担額比較表】

契約先 事務手数料 解約違約金
通信キャリア △・・・自己負担 △・・・自己負担
正規代理店 ○・・・代理店側で負担してくれる ○・・・代理店側で負担してくれる
オフラインショップ △・・・自己負担 △・・・自己負担

正規代理店が実施している独自のキャンペーンで初期費用が更に安くなる!?

正規代理店では、契約している通信キャリアからのインセンティブで成り立っています。
そのため、通信キャリアにはできない独自のキャンペーンを打ち出すことができます。

よくあるキャンペーンとしては、初期費用0円キャンペーンです。
携帯電話の導入時は、手数料や乗り換えの場合は解約手数料などが初期費用として発生します。
せっかくコストを抑えようと乗り換えたのに、初期費用が発生するのは嫌ですよね。

こういった初期費用の負担をゼロにするため、正規代理店を上手に活用しましょう。

👉大手通信キャリアと代理店での契約方法の違いについては「法人携帯はキャリア直販と代理店どっちで契約すべき?メリット・デメリットを徹底比較」をご覧ください。

他キャリアからの乗り換え(MNP)時におすすめのプラン

他キャリアからの乗り換えや、ガラケーからスマホやiPhoneからの乗りかえの方がご契約できるプランになります。
どのプランも上限のギガ数を超えた場合、ギガ数追加が可能です。

  プラン名 ギガ数 月々のご利用料金 注意事項
ソフトバンク(SoftBank) スマホデビュープラン+ 0~4GB 2,060円(税込み)~/1台辺り

・以下のサービスとは併用できません
「おうち割 光セット」
「ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典」の特典B(データ定額サービスの定額料割引)
「長期継続特典」
「長期継続特典(誕生月特典)」
「データ増量特典(スマホデビュー)」
・1ヵ月(請求月)のご利用のデータ量が4GBを超えた場合、請求月末まで通信速度を送受信時最大128kbpsに低速化いたします。
・4GBを超過した場合、追加データを購入することで速度制限されずにデータをご利用いただけます。
公式サイトの詳細はこちら

ドコモ(docomo) はじめてスマホプラン 0~1GB 1,815円(税込み)~/1台辺り

・海外での発着信、「WORLD CALL」、「SMS」、(0570)(0180)などの
他社接続サービス、(188)特番、(104)の
番号案内料、衛星電話/衛星船舶電話、ドコモが指定する電話番号(機械的な発信などにより、長時間または多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号)などへの発信は定額の対象外となり、別途料金がかかります。
・「はじめてスマホプラン(月額:税込1,980円)」に、「はじめてスマホISP割
(月額:税込165円割引)」を適用した料金です。
・ご利用月の末日時点でドコモビジネスメンバーズに加入いただくことが条件となります。

公式サイトの詳細はこちら

エーユー(au) スマホスタートプランライト 5G/4G 0~4GB 2,673円(税込み)~/1台辺り

※ データチャージ (無料) へのご加入が必要です。
※ 加入日または変更日当日から (基本使用料は日割り) 適用となります。
月の途中でのご解約などの場合、日割りとはならず定額料がかかります。 ※ 過去に本プランを適用されたことがあるお客さまは対象外です。
※ 利用者の変更、解約・一時休止、譲渡・承継をした場合、
本プランは継続してご利用いただけません。 ※「スマホスタートプランライト 5G」はauスマホ (5G) 専用の料金プランです。
5G対応スマホは4G LTE料金プランではご利用になれません。 ※「スマホスタートプランライト 4G」は
auスマホ (4G LTE) 専用の料金プランです。

 

※2025年10月時点での乗り換え(MNP)・ガラケーからスマホへ機種変更でのおすすめプランになります

法人携帯の乗り換えは、個人契約よりも手続きが複雑になるため、注意が必要です。
以下に、法人携帯の乗り換えの際の注意点をまとめております。

乗り換え(MNP)時に注意するポイント

  詳細
乗り換え時期を検討する

乗り換え時期は、契約更新月や月末を狙うのがおすすめです。
契約更新月であれば、解約金がかかりません。
また、月末であれば、月末に発生する月額料金を節約することができます。

MNP予約番号を取得する

乗り換え先で電話番号を引き継ぐためには、MNP予約番号が必要です。
MNP予約番号は、現在契約している携帯会社のWebサイトや電話で取得することができます。

乗り換え先のプランを比較する

乗り換え先のプランは、現在契約しているプランと比較して、通話料やデータ通信量、
機能などをよく確認しておきましょう。
また、乗り換え先の携帯会社によっては、法人向けの割引やサービスが用意されています。

端末のSIMロックを解除する

乗り換え先の携帯会社で利用するために、端末のSIMロックを解除する必要があります。
SIMロック解除は、乗り換え先の携帯会社や端末メーカーに依頼することができます。

従業員の連絡先を変更する

乗り換え後は、従業員の連絡先を変更する必要があります。
連絡先を変更する際には、メールやSNSなど、複数の手段で連絡しておきましょう

👉他キャリアから乗り換えを検討している方は「法人携帯をMNP(乗り換え)する際の必要書類・手続き完全ガイド」をご覧ください。

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