2024.03.12

格安SIM(シム)とは?格安でサービスを提供できる理由や選ぶポイントを解説!

目次

格安SIM(シム)なら大手キャリアを利用するよりもスマホの月額料金を大幅に安くできることをご存じですか。

格安SIMには大手キャリアのような「2年縛り」もなく、お得に利用することができます。

この記事では、そもそもSIM(シム)とは何か分からない人のために、
まずその基本事項について説明します。

次に、格安SIM(シム)の長所・短所や格安SIM(シム)を選ぶ際のポイントについて分かりやすく解説します。

格安SIM(シム)とは?なぜ格安でサービスを提供できるの?

大手携帯電話会社よりも安く販売されているSIM(シム)カードを「格安SIM(シム)カード」と呼びますが、
長いので「格安SIM(シム)」と省略することがあります。
また、それを使って安く利用できる通信サービスを「格安SIM(シム)」ということがあります。

格安SIMを提供する会社は「MVNO」と呼ばれることもあります。

MVNOのサービスが格安なのは、MVNOが大手携帯電話会社より回線を借りサービスを提供しており、
基地局の増設やメンテナンスなどに費用がかからないためです。

また、多くの事業者(MVNO)はショップの数を限定し、
コストを抑えているため、格安でのサービス提供が可能になっています。

そもそもSIM(シム)カードとは

格安SIMとは何か説明する前に、まずSIM(シム)について説明します。
SIM(シム)とは加入者の情報や電話番号が登録されたICチップです。
それが埋め込まれた非常に小さなカードをSIM(シム)カードと呼びます。

携帯電話会社でスマホを買ったり、通話サービスを申し込んだりすると、SIM(シム)カードが発行されますので、
それをスマホに挿入すると、スマホで電話をかけたり、インターネットを利用したりすることができます。

なお、携帯電話会社で手続きをすると、SIM(シム)カードは他の端末でも使用することが可能です。
そうすると、これまでと同じ電話番号で他のスマホを使用することができます。

同じ電話番号で格安SIM(シム)への乗り換えることも可能です。

格安SIM(シム)のサイズと種類

「格安SIM(シム)カード」略して「格安SIM(シム)」にはサイズが3つ、また、種類は2つあります。
なお、格安であるかないかでサイズや種類は異なりません。

以下ではそのサイズと種類について説明します。

サイズ

SIM(シム)カードには、大きいものから順に、標準SIM(シム)、
マイクロSIM(シム)、ナノSIM(シム)という3つのサイズがあります。

最も大きい標準SIM(シム)でも縦25mm、横15mmと非常に小さく、
最小のナノSIM(シム)はその2分の1の大きさしかありません。

これらの3つのカードのどれを使用するかは端末によって決まりますが、端末に合わないものは使えないため注意が必要です。
なお、ナノSIM(シム)にアダプタを取り付けると、すべての端末で使用することができます。

これに対し、大きなSIM(シム)を小さくすることはできませんので、端末を新たに買うときは、ナノSIM(シム)に対応しているものを選ぶとよいでしょう。

すべての端末に対応するマルチSIM(シム)もあります。
また、端末にSIM(シム)が内蔵されている場合、別途、SIM(シム)を用意する必要はないため、サイズに気にする必要はありません。

このように端末に内蔵されているものをeSIMと呼びます。

種類

SIM(シム)カードには音声通話(電話)とインターネットの両方が利用できる音声通話SIM(シム)と、
インターネットしかできないデータ専用SIM(シム)の2種類あります。

これらの内、安く手に入れることができるのはデータ専用SIM(シム)です。

それはデータ専用SIM(シム)では電話がかけられないためです。

すでにスマホを持っていて、音声通話(電話)サービスがいらない人はデータ専用SIM(シム)を選ぶと費用を節約することができます。

なお、データ専用SIMでもアプリを使えば電話をかけることが可能です。
また、データ専用SIM の中にはSMS(ショートメッセージサービス)の機能がついたものもあります。

格安SIM(シム)のメリットとデメリットまとめ!

次に、格安SIM(シム)のメリットとデメリットについて説明します。

メリット

格安SIM(シム)のメリットはなんといっても月額料金が安いことです。

また、最低利用期間が短い、または設定されていないといった点で優れています。

つまり、格安SIMには大手キャリアのような「2年縛り」はありません。
解約時に違約金がかからないことが多いため、他社へ乗り換えやすいといった点も格安SIM(シム)のよいところです。

さらに、格安SIM(シム)はプランが豊富なため、自分に合ったものを選んだり、契約の途中でプランを変更したりすることも可能です。

【参考】格安SIM(シム)のメリットについてはこちらから

デメリット

他方、格安SIM(シム)はすべての端末に対応していないといった欠点もあります。

また、格安とはいえ、長時間の電話は割高になる場合があるため注意が必要です。
その他にも、料金はクレジットカード払いのみの場合が多いことや、
大手キャリアに比べると通信速度が安定していないといったデメリットがあります。

特にインターネット回線が遅くなる時間帯があるため注意が必要です。

インターネット上には他のユーザーの書き込みが掲載されていることがあるため、チェックするとよいでしょう。

格安SIM(シム)を選ぶときに注目したいポイント

このように格安SIM(シム)には短所がありますが、長所もあるため、
格安SIM(シム)を利用したいという人のために、それを選ぶ際に注目したいポイントを3点紹介します。

月額料金

まず格安SIM(シム)の最大のメリットになっている月額料金についてです。

利用プランや料金設定は格安SIM(シム)を提供する会社によって大きく異なりますが、データ専用SIM(シム)の方が料金はお得です。

すでにスマホを持っているため、音声通話(電話)サービスはいらないという人や電話をあまりかけない人は、
データ容量を基準にして各社の月額料金を比較するとよいでしょう。

毎月どのくらいのデータ通信を行っているか確かめると自分に合ったプランを探しやすくなります。

なお、格安SIM(シム)会社の中には使わずに残ったデータ容量を翌月に繰り越すサービスを行っている会社があり、
このような会社で契約すると、データ容量を有効に使うことができます。

通信回線・速度

格安SIM(シム)は電波の届きが悪く、回線がつながりにくい地域や時間帯がある点に注意してください。

つまり、格安SIM(シム)会社は大手キャリアから回線を借りてサービスを提供していますが、
大手キャリアの回線のように安定しているとは限りません。

特に時間帯によってつながりにくいことがあるため注意してください。

快適に利用したい人は格安SIM(シム)はどの大手キャリアの回線を利用しているか、
また、通信回線の速度を調べるとよいでしょう。

インターネット上には回線のつながりやすさや速度に関する口コミが掲載されているため、検索することをおすすめします。

オプション

格安SIM(シム)会社の中には使い切らなかったデータ容量の繰り越しやデータの増量を無料で行っている会社があります。

また、ウィルス対策、スマホの保証(故障時の修理・交換など)、
電話サポートなどをオプションとして提供している会社がありますので、
各社のWebサイトをチェックしてみてください。

なお、24時間かけ放題や通話定額など、電話がお得にかけられるプランやオプションを提供する会社はほとんどありません。

そのため、よく電話をかける人に格安SIM(シム)は向かないこともあるでしょう。

通話定額プランでは緊急時に電話がかけられない場合があるため注意してください。

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