株式会社ビジョン 東証プライム上場(証券コード:9416) 経済産業省・JETRO・NEDO運営「J-Startup」のサポーター認定企業、「DX認定事業者」認定企業
スマートフォンが広く普及した現在も、会社ではガラケーやPHSを使っている人も多いでしょう。プライベートではガラケー派のという人々も今だ根強く残っており、中には会社でもスマートフォンは避けたい人もいるはずです。
また、最近はメールやSNSなど、通話以外の連絡手段も増えてきました。本来ならば通話が目的だった電話ですが、実際に法人携帯ではどのくらい通話利用されているのでしょうか。会社で利用されている携帯電話の種類、そして通話頻度について、調べてみました。
ガラケー利用者が37名と最も多く、次いでスマートフォンが32名でした。ガラケーがスマートフォンに比べて機能が限定的なため、会社利用としては十分と考えられているのかもしれません。しかし、スマートフォンは便利な業務アプリも増えており、業務効率などの観点から利用が増えている可能性は高いでしょう。
一方で「利用していない」という人も26名いますが、外出の無い事務や受付などの仕事であれば、いつも社内にいるため携帯電話は不要といえそうです。
1日の通話時間で最も多かったのは、38名が回答した30分以下です。次いで34名が「殆どしない」となり、30分を超える通話を行っている人は28名に留まりました。
通話時間はあまり長くないことが分かりますが、その背景の1つには、携帯電話が出先などで多く利用されるという点があるでしょう。じっくり話す際には、帰社後に社内電話を利用するケースがありそうです。また、メールやチャット、SNSなど、文字による連絡手段が広がっていることも理由として挙げられます。
イメージしていた結果と比べ、意外に感じた方もいらっしゃるでしょう。通話機能をメインに考えて貸与されていそうなガラケーが多い一方で、電話の利用時間が短いという点は面白い結果といえそうです。
今後さらに電話利用が減り、アプリ等で利用できるSNSやメールでの連絡が増えてくれば、利便性の観点からスマートフォン利用がガラケーを抜くかもしれません。通話が減少すれば、通信に限定した格安SIMの法人利用も増える可能性が考えられます。