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無制限の格安SIM(シム)を利用すると、インターネットや電話が割安で使用できます。
ただし、幾つかの点に注意しないと、「格安」のはずが「割高」になってしまいます。
そのようなことが起きないようにするため、
この記事では無制限の格安SIM(シム)の種類・特徴や選ぶ際に注意すべき点について説明します。
無制限の格安SIM(シム)にはどんな種類があるの?
一口に無制限の格安SIM(シム)といっても幾つか種類があり、何が無制限になるかで大きく異なっています。
自分の使い方にあったものを選ぶことが大切なため、以下では無制限の格安SIM(シム)の種類と特徴について説明します。
データ通信無制限
1点目はデータ通信が無制限になるタイプです。格安SIM(シム)会社はデータ容量が異なるプランを多数提供しています。
その中から毎月のデータ容量が無制限になるプランを選択すると、
消費データ量や月額料金が増えるのを気にする必要がなくなります。
データをたくさん使用するのは動画なので、動画をたくさん見る人にはデータ容量無制限プランをおすすめします。
なお、データ容量に制限があるプランでも無制限で使うことができますが、速度制限がかかります。
例えば、毎月10GBのプランを申し込む場合、使用量が10GBを超えてもデータ通信は行えますが、通信速度が遅くなります。
格安SIM(シム)会社によっては速度がかなり遅くなりますので注意が必要です。
厳しい速度制限を避けたい人は、別途料金を払って容量を追加するか、データ容量が無制限のプランを選ぶとよいでしょう。
通話無制限(かけ放題)
2点目は通話が無制限になるタイプです。このタイプは仕事で電話をよくかける人に向いています。
一口に電話かけ放題プランといっても、「5分間かけ放題」「1カ月に60分のかけ放題」「指定した相手に対してだけかけ放題」など、その内容はさまざまです。
なお、「24時間、誰とでもかけ放題」という完全なかけ放題が利用できる格安SIM(シム)は少なく、
あってもオプションとして加入する必要がある点に注意してください。
すでにスマホを持っていて、それで通話が可能な人は通話無制限の格安SIM(シム)を選ばなくてもよいでしょう。
カウントフリー
3点目はカウントフリーです。これは特定のデータ通信をカウントしない、
つまり、データ使用量に含めないようにするシステムです。
例えば、アプリを使った音楽のストリーミングやYouTube再生をカウントしないことがあります。
そうすると、ユーザーはデータ使用量を気にすることなく音楽を聴いたり、YouTube動画を視聴したりすることができます。
カウントフリーは特定のアプリやサービスを利用する人に向いていますが、
カウントフリーを行っている格安SIM(シム)会社は少数です。
行われている場合でも、Web閲覧はカウントフリーに含まれないため、Web閲覧が多い人は注意してください。
低速モード無制限
4点目はユーザーが自分で低速モードに切り替え、データ使用量を無制限にするタイプです。
低速モードへの切り替えはユーザーがWeb上のマイページ(ユーザーのページ)にアクセスして行うか、
アプリを使って行うことができます。
この機能を使うと回線速度は遅くなりますが、データ容量を無制限にすることが可能です。
ただし、この機能が使えるプランは限定されており、比較的高いプランでなければ使えない点に注意してください。
無制限の格安SIM(シム)を使うときの注意点!
このように無制限の格安SIM(シム)には4つの種類がありますが、選び方を誤ると「格安」なものが割高になったり、
ストレスを感じたりします。
そのようなことが起きないようにするため、無制限の格安SIM(シム)を使うときの注意点を3つピックアップして解説します。
完全な無制限ではない
まず、データ容量が「無制限」とはいっても、完全な無制限ではないという点です。
つまり、格安SIM(シム)で選べるのは最大20〜30GBの大容量プランで、
固定回線の無制限プランのように完全に無制限で使用できるわけではありません。
なお、格安SIM(シム)の場合、20GB以上のプランは料金が高くなることが多く、
大手キャリアよりも料金が高くなることがある点にも注意してください。
すでに説明した低速モードを利用するならば、データ容量を無制限にすることができますが、
回線速度は大幅に遅くなるといった欠点もあります。
使いすぎると通信速度に制限がかかる
次に、データを使いすぎると通信速度に制限がかかるという点です。
つまり、データ容量が無制限のプランでも、1日あたり、または、連続する3日間のデータ使用量に上限が設けられていて、
それを超えると回線速度が遅くなることに注意してください。
格安SIM(シム)会社が速度制限を行うのは回線の混雑を避け、安い価格でサービスを提供するためです。
回線速度が遅くなっても、Web閲覧やメールの送受信でストレスを感じることは少ないでしょう。
データ使用量によっては割高になる
最後に、データの使用量によっては割高になるという点です。
例えば、月20GBという高額プランを申し込んでも、実際に使用するのが5GB程度であれば割高になってしまいます。
「格安」SIM(シム)とはいえ、月20~30GBの大容量プランは料金が高めに設定されていることが多く、
大手キャリアのプランより高くなることもあります。
契約プラン(データ容量)と実際の使い方が合っていなければ、お得感は薄れることに注意してください。
プランを決める際には毎月のデータ使用量をしっかり把握しておくことが大切です。
なお、これは通話に関しても同じです。
電話かけ放題をオプションで申し込んでも、電話をかけることが少なければ割高になってしまいます。
無制限の格安SIM(シム)についてのよくある質問
次に無制限の格安SIM(シム)に関しよくある質問を取り上げ、解説します。
テザリングが無制限の格安SIM(シム)はあるの?
格安SIM(シム)の無制限プランでもテザリング機能は無料で使えることが一般的です。
また、利用できる場合は、デザリングもデータ容量無制限で行えます。
ただし、格安SIM(シム)の中にはデザリングができないものもあるため注意してください。
また、端末を経由するため通信速度が低下する場合があることにも注意が必要です。
とりわけ回線の使用が混雑する時間帯では、ストレスを感じるかもしれません。
格安SIM(シム)の低速モードの速度はどれくらい?
低速モードの速度は1Mbps以下になることが一般的です。
1Mbps程度であれば、Web閲覧やメールの送受信にストレスを感じることはないでしょう。
なお、料金の安いプランでは、200kbps程度まで遅くなることがあります。
このスピードでは画像の読み込みはほとんどできなくなります。
また、テキストがメインのSNSやWebサイトでも読み込みは遅くなるため注意してください。
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使い方に合わせて最適なプランを検討しよう!
この記事で説明したように、無制限の格安SIM(シム)には4つのタイプがあり、
自分の使い方に合ったタイプを選ぶことが大切です。
各社が提供する多数のプランの中から探すのは大変ですが、
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