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「Y!mobile(以下、ワイモバイル)」はソフトバンクが提供する格安SIMブランドです。
高速通信システムである4Gや5Gに対応したSIMを格安で利用でき、法人向けの料金プランも充実しています。
この記事ではワイモバイルの法人携帯について、
法人割引をはじめとするお得な割引プランや豊富な機種情報、契約の流れなどを詳しく紹介していきます。
ワイモバイルで2回線以上の法人契約をすれば割引特典
法人携帯を導入するに当たって、格安SIMであっても契約回線数が増えるごとに基本料金がかさむのがネックです。
しかし、ワイモバイルの法人携帯は2回線以上の複数回線契約で月額料金が割引されます。
割引額は1回線あたり毎月700円で全ての回線が対象です。
新規契約でも割引が初月から適用されます。
1つ目の回線も割引対象となるため、月額2,178円(税込)のシンプルSプランを2回線契約した場合、
4,356円(税込)が2,956円(税込)となり、実質1,400円(税込)の割引となります。
また、1回線は「シンプルSプラン」、もう1回線は「シンプルMプラン」というように、
端末ごとに異なるプランを選ぶこともできます。
なお、ワイモバイルが提供するデータプランで、
1カ月に利用できる高速通信のデータ容量は「シンプルSプラン」なら3GB、
「シンプルMプラン」なら15GB、「シンプルLプラン」なら25GBですが、
月額550円(税込)を追加で払うことでさらに増量できます。
かけ放題「だれとでも定額」でさらにお得に
ワイモバイルでは月額770円(税込)の通話オプションである
「だれとでも定額」を利用すると、1回あたり10分までの国内通話が原則無料となります。
法人契約割引を利用すれば、基本料金のみの支払いで実質的な負担ゼロで「だれとでも定額」を利用できます。
10分を超えた場合は、30秒あたり22円(税込)の利用料金が適用されますが、
月額1,870円(税込)の「スーパーだれとでも定額」を利用すれば、時間制限なく、原則国内通話無料が適用されます。
ただし、ナビダイヤルや番号案内、国際電話のほか、留守番電話サービスなどの指定の電話番号は、
国内通話無料サービスの対象外となるなどの例外がいくつかあります。
通話だけの格安プランもある
ワイモバイルでは通話だけの格安プランも提供しています。
例えば、「ケータイベーシックプランSS」は対応機種が「DIGNO」に限られ、
通話しかできませんが、利用料が月額1,027円(税込)と非常に格安です。
また、オプションをつけなくても、ソフトバンクやワイモバイルのスマホや携帯電話に電話をする際は、
1時から21時までの間の国内通話が無料となります。
さらに月額1,100円(税込)の「スーパーだれとでも定額」に加入することで、
相手先や時間帯関係なく、通話料が原則無料になります。
なお、事務手数料やユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料は別途費用がかかります。
また、「ケータイベーシックプランSS」は2回線以上の複数回線契約で割引となる法人契約割引の対象とはならないので注意が必要です。
ワイモバイルの法人携帯は26機種の豊富なラインナップ
ワイモバイルは取り扱い機種が多いのも魅力のひとつです。
国内で人気の高いiPhoneも複数のモデルを購入できます。
この項目では2022年4月1日時点における、
ワイモバイルの法人携帯の機種ラインナップを紹介していきます。
iPhoneは5機種
ワイモバイルでは2022年4月時点で、
- 「iPhone 12」
- 「iPhone 12 mini」
- 「iPhone SE(第2世代)」
- 「iPhone 11」
- 「iPhone 7」
上記5機種を取り扱っています。
特に「iPhone 12」と「iPhone 12 mini」は5G対応機種で通信速度が非常に速く、
ストリーミング再生もストレスフリーです。
「AppleCare+ for iPhone」に加入することもでき、
Appleの2年間の修理保証やテクニカルサポートを受けられます。
Androidは19機種
2022年4月時点でワイモバイルが扱うAndroid端末は19機種と幅広く、
中には京セラの「Android One」、シャープの「Aquos」さらにソニーの「Xperia」などの人気シリーズも含んでいます。
5G対応端末は7機種で、13機種に指紋認証を搭載しています。
また、そのうちの8機種は法人を対象にしたレンタルサービスに対応している端末です。
レンタルサービスは端末を購入するのではなく、3年間という期間を決めてレンタルします。
3年間経ったら古い機種を返却し、新しい機種をレンタルするというものです。
Android端末のほとんどの機種が最新の音声通信サービスであるVoLTEに対応していて、
通話などの音声がクリアに聞こえます。
また、防水・防塵機能を搭載していて頑丈ですし、さまざまなビジネスシーンで利用できます。
長時間連続して使用する場合には電池容量が6000mAある「Redmi 9T」を選ぶというように、
業務内容に合った端末を選べるのもメリットです。
ケータイ端末(ガラケー)も2機種
通話がきちんとできればよいという法人からのニーズにも応えるため、
ワイモバイルではケータイ端末(ガラケー)を用意しています。
種類は「DINGO」と「Aquos」の2機種で、どちらも折りたたみ式を採用しています。
そのため、業務中に落としてしまっても画面を割るリスクを軽減できるのがメリットです。
ケータイ端末はスマートフォンと比べると電池の持ちがよく、
防水・防塵機能はもちろんのこと耐衝撃性にも優れています。
ビジネスシーンで使える基本的な機能はそろっているため、スマートフォンにこだわらなければ、
かえって使い勝手がよいケースやコストを削減できる場合もあるでしょう。
ワイモバイルの法人契約の流れ
このようにワイモバイルの法人携帯は料金プランや機種ラインナップにおいて強みがあります。
ウェブサイトで料金シミュレーションもできるので、法人形態の導入の検討をしやすいのが特徴です。
ここでは、ワイモバイルの法人携帯を実際に契約するまでの流れを説明していきます。
法人オンラインストアで申し込む
6回線以下の新規契約や他社からの乗り換え(MNP)、
回線追加を行う場合には、法人オンラインストアを利用できます。
ワイモバイルショップに直接来店せずに済みますし、申込書への押印も不要で便利です。
見積書についても、オンライン見積もりで作成できます。
法人オンラインストアから申し込みの場合
法人オンラインストアから申し込む際には、
法人の場合、発行から3カ月以内の「登記簿謄本」か「現在(履歴)事項証明書」または「印鑑証明書」を、
個人事業主の場合は前年度所得税の青色申告決算書といった指定の法人確認書類1点と担当者の本人確認書類、
名刺や社員証などの在籍確認書類を事前に準備します。
そして、ウェブ上で申込書類の作成や3点の確認書類のアップロードを行って提出します。
その後、法人の所在地を確認するための簡易書留の受領や審査を経て、法人携帯が郵送されます。
他社からの乗り換えを行う場合
他社からワイモバイルへの乗り換えを行う場合、
簡易書留を受領するまでにMNP予約番号を取得する必要があります。
法人オンラインストアを利用した場合、申し込みから法人携帯が届くまで2週間程度を要します。
法人ダイレクトで申し込む
7回線以上の新規契約、他社からの乗り換え(MNP)、回線追加をする場合は法人ダイレクトから申し込みます。
このほか、法人ダイレクトを利用すると、ワイモバイルの営業担当者に相談し、
企業ごとの運用や管理に適したプランを提案してもらえます。
見積書の作成や問い合わせ、申し込みをウェブ上で行える点など、
基本的な流れは法人オンラインストアを利用する場合と同じです。
ただ、回線数が多くなって、端末ごとに異なるプランを契約するような場合などは、
ワイモバイルの営業担当者に詳細に説明を受けるほうが安心でしょう。
法人ダイレクトを利用した場合、申し込みから携帯電話を受け取るまで3週間程度を要します。
ワイモバイルは法人携帯の機種が多く割引サービスも充実
法人携帯の導入を検討しているなら、2回線以上の契約で法人割引が適用されるワイモバイルは有力です。
「だれとでも定額オプション」などを利用することで通話料を抑えられます。
法人携帯を選ぶ際には、使い方をよく想定して適切なプランを選ぶことが大切です。
月額利用料をさらに安くできないかなどの悩みを抱えていたら、
企業ごとのニーズに合った格安プランを提案できる「法人携帯ドットコム」にぜひ相談してみてください。