2023.03.11

iPhone 14はどこが進化した?iPhone 14とiPhone 14 Proの違いも知っておこう

目次

2022年9月16日、iPhone 14が発売されました。
前作の発売から約1年、iPhoneはどのように進化しているでしょうか。

また、最新シリーズにはiPhone 14 Proという上位モデルがラインナップされていますが、
iPhone 14とはどう違うでしょうか。

本記事では、iPhone 13と比較しながら、iPhone 14の注目すべき特徴や機能について解説します。
また、iPhone 14とiPhone 14 Proを比較し、新作のスペックやバリエーションについて検証します。

iPhone 14がiPhone 13より進化したポイント4選

iPhone 14の上位モデルはディスプレイのデザインを大きく変更したり、カメラ機能をより高性能化したりするなど、多くの点でiPhone 13より進化しています。
実物を手にとり、新しい機能を試してみると、iPhoneの進化が明確に感じ取れるでしょう。

以下では、特に大きく進化した点を4つ取り上げ説明します。

斬新なデザインのディスプレイ

iPhone 13はiPhone Xで導入されたノッチデザインを搭載。
iPhone 14もこのデザインを踏襲していますが、iPhone 14 Proは、これまでにない斬新なデザインを採用しています。

詳しくは、iPhone 14 Proではノッチデザインが廃止され、「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」と呼ばれるパンチホール型のディスプレイに変わりました。
これにより、ディスプレイはアンドロイド端末に似たようなデザインになりましたが、機能は大きく異なります。
アンドロイド端末のパンチホイールや、従来のiPhoneのノッチには何も表示されないのに対し、iPhone 14 Proの「Dynamic Island」はバックグラウンで使用しているアプリによって大きさが変わり、アプリや通知が表示されます。

また、それをタップするとアプリを操作することができるため、使い勝手が格段に向上しました。
例えば、電話がかかってくると「Dynamic Island」が左右に拡大し、発信者の情報が表示されます。
電話アイコンをタップすると電話に出たり、切ったりすることも可能です。
音楽再生中に「Dynamic Island」を長押しすれば、曲の情報を表示させたり、音量や曲を変更したりすることができます。

なお、iPhone 14 Proには、Apple Watchのようにディスプレイをスリープさせず、常時点灯させる機能が加わりました。
一定時間iPhone 14 Proを使用しないとロック画面に変わりますが、この画面を常時点灯させることができます。
そのため、ロック画面をタップせずに通知を確認することができて、便利です。
なお、この機能はiPhone 14には搭載されていません。

カメラの性能が上昇

iPhone 14のカメラは「Photonic Engine (フォトニック・エンジン)」と呼ばれる新しいエンジンを搭載しています。
そのため、iPhone 13より明るく、リアルな色彩表現が可能になりました。

また、センサーサイズが大きくなり、光を約50%多く取り込めるようになったため、暗い場所での撮影が格段に向上しました。
暗所におけるメインカメラの性能は最大2.5倍アップしています。
さらに、新機能であるアクションモードを使うと、手振れを抑えた撮影が可能です。

なお、iPhone 14のメインカメラの広角はiPhone 13と同じ1200万画素ですが、iPhone 14 Proでは4800万画素に増えました。
そのため、大きく引き伸ばして印刷しても粗さが目立たない写真を撮ることができます。
また、iPhone 14 ProはProRAWモードに対応しているため、露出、カラー、ホワイトバランスをより柔軟に調整した撮影が可能です。

バッテリーの駆動時間が長い

iPhone 14はバッテリー容量が増大し、iPhone史上最長の駆動時間が実現できるようになりました。
例えば、ビデオ再生の最長時間は、iPhone13の19時間より1時間伸びた20時間です。
なお、iPhone 14 Proであれば最長23時間まで、iPhone 14 Pro Maxであれば最長29時間まで再生可能です。
そのため、動画を再生し続けるようなことがなければ、充電しなくても一日中使用することができるでしょう。

衝突事故検出を搭載

iPhone 14には、ユーザーが激しい自動車衝突事故にあったことを検出する機能が加わりました。
これは、万一ユーザーが交通事故にあったとき、iPhone 14が自働で緊急通報サービスに連絡するとともに、ユーザーがあらかじめ登録しておいた連絡先に発信する機能です。
なお、iPhone 14は速度の急激な変化、衝突時の音など、さまざまなデータを基に事故の状況を自動で判断して通知を発信しますが、ユーザーは20秒以内に反応し、この機能を停止することができます。

iPhone 14とiPhone 14 Proでは何が違うのか?

iPhone 14 Proは iPhone 14の上位モデルで、基本スペックや機能が強化されています。

例えば、iPhone 14 Proではディスプレイ、カメラ、バッテリーの性能・機能が強化されていることは前述した通りです。
また、iPhone 14には広角と超広角の2つのレンズの切り替えが可能なデュアルカメラが搭載されているのに対し、iPhone 14 Proにはズーム撮影でも画質が劣化しない望遠レンズを加えたトリプルカメラが搭載されています。
この点で両者の違いは一目瞭然です。
その他にも、カラーやサイズなどにも違いがあります。

ここからは両者の違いを3点ピックアップして説明します。

CPU

スマートフォンやパソコンにはCPUと呼ばれる演算装置が搭載されていて、その性能が高ければ、アプリの操作や画像処理をスムーズに行うことが可能です。
逆に、CPUの性能が低ければ、もたつきが感じられるようになりますが、そのようなことが起きないようにするため、上位モデルのiPhone 14 ProにはiPhone 14より性能の高いCPUが搭載されています。
詳しくは、iPhone 14にはiPhone 13と同じA15 BionicというCPUが搭載されているのに対し、iPhone 14 ProにはA16 Bionicという最新で、より高性能なCPUが搭載されています。
演算処理数はA15 Bionicが毎秒約15兆8千億回であるのに対し、A16 Bionicは毎秒約17兆回です。

なお、どちらも高性能であるため、日常的に使用する場面では、もたつきを感じることはありません。
しかし、重たい画像データを加工するなど、負担の大きい作業をするときは、iPhone 14 Pro搭載のCPUとの違いが感じられるでしょう。

サイズ

iPhone 14と比較すると、iPhone 14 Proのサイズは若干大きくなっています。
iPhone 14は高さが146.7 mm、厚さ7.80mmであるのに対し、iPhone 14 Proは高さが147.5 mm、厚さが7.85mmです。

しかし、その差はいずれも1mm未満で大差ありません。
なお、幅は両モデルとも71.5mmです。
また、ディスプレイのサイズは、どちらも6.1インチです。

ちなみに、iPhone 14シリーズの最高級モデルであるiPhone 14 Pro Maxは、一回り大きな6.7インチディスプレイ(「Dynamic Island」)を採用しています。
同様に、iPhone 14 Plusも6.7インチのディスプレイを搭載していますが、性能やディスプレイのデザイン(ノッチデザイン)はiPhone 14と同じです。
そのため、iPhone 14 Plusは、性能やディスプレイのデザインはiPhone 14と同じでも、ディスプレイのサイズは大き目の方がよいという人に適したモデルです。

なお、重さはiPhone 14が172g、iPhone 14 Proが206gと、サイズがほとんど変わらないにもかかわらず、明確に異なっています。
これは、レンズの数が異なるためです。
iPhone 14には広角と超広角の2つのレンズしかないのに対し、iPhone 14 Proには望遠レンズを加えた3つのレンズが搭載されています。

カラー

iPhone 14とiPhone 14 Proでは筐体のカラーバリエーションが異なります。
iPhone 14は、ブルー、パープル、スターライト、ミッドナイト、(PRODUCT)REDの5色展開であるのに対し、iPhone 14 Proは、ディープパープル、スペースブラック、ゴールド、シルバーの4色です。

このように、iPhone 14とiPhone 14 Proでカラーは重複していません。
そのため、機能・性能よりもデザインを重視する人は両モデルでカラーが異なることに注意してください。
例えば、ゴールドやシルバーを選ぶならiPhone 14 Proになるわけです。

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iPhone 14は、より魅力的なスマートフォンに進化しています。
その一方で、最新モデルであるだけに、契約料は割高になりがちです。

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